当社では空家の有効活用策の1つとして、賃貸住宅への転用を事業化しています。実際に賃貸住宅化する場合には、図面から耐震性能を計算するだけでなく、建物の現状を総合的に確認するためにもホームインスペクション(住宅診断)を行っています。これまでは、全てのインスペクション業務を外部の専門業者に委託していたのですが、取り扱う空家の数が少しずつ増えてきたこともあり、簡易的なインスペクションについては自社で対応できるよう準備を進めることにしました。
 
簡易的なインスペクションでは、目視できる範囲内で建物の状況を確認するのですが、そのためには基本的な知識と併せて、計測機器などの取り扱い方を覚える必要があります。これまでに、担当社員ら数名を外部の研修に派遣したのですが、今回私も半日コースに参加して来ました。
 
研修会場は、現在空家として販売中の中古戸建住宅でしたので、実際のインスペクション業務と同じ作業を行うことが出来ました。計測に使うレーザー墨出し器は、今まで自分自身で操作したことは無かったのですが、使い方を教わり操作してみると、実に便利な道具であることが分かりました。コンパクトでありながら、高性能なところが素晴らしいです。
 
なお、当社の簡易インスペクションは、ご相談をお寄せいただいた空家オーナーには原則として無料で実施できるようにしたいと考えています。耐震診断を含めた精度の高いインスペクションの場合は、建築士資格を有する専門調査員が実施しますので、これまでどおり有料サービスで変わりありませんが、こちらは賃貸住宅化のためのリノベーション工事などを具体的にお考えの場合には、プランニングの前に実施されることをお勧めしております。

レーザー墨出し器とスケールを使って床の傾きを計測中

               (レーザー墨出し器とスケールを使って床の傾きを計測中)